臨時休診のお知らせ
11月2日(土)、12月6日(金)午前・午後臨時休診になります。
大変申し訳ございません。
来院時のお願い
当日電話予約や順番取りを行わず来院された場合には、診察できないことがあります。 基本ほとんどの患者様は電話にて時間指定や当日の順番取りを行って時間を確定させてからおいでになります。当日お電話なく、直接来院されますと診察が早く進んでいる時や空いている場合を除いて、お断りする場合もありますのでご了承下さい。 来院時のマスク着用は引き続きお願いいたします。臨時休診のお知らせ
11月2日(土)、12月6日(金)午前・午後臨時休診になります。
大変申し訳ございません。
来院時のお願い
当日電話予約や順番取りを行わず来院された場合には、診察できないことがあります。 基本ほとんどの患者様は電話にて時間指定や当日の順番取りを行って時間を確定させてからおいでになります。当日お電話なく、直接来院されますと診察が早く進んでいる時や空いている場合を除いて、お断りする場合もありますのでご了承下さい。 来院時のマスク着用は引き続きお願いいたします。日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎ガイドラインでは、「アトピー性皮膚炎」の概念として
アトピー性皮膚炎は,増悪・寛解を繰り返す,瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くはアトピー素因を持つ
アトピー素因とは?
上記はあくまでも概念であり診断基準とは違う点に注意してください。
概念も一般の方向けに説明されているものではありません。簡単に説明(翻訳と言っていいでしょうか)をさせていただくと
かなりおおまかに書いてしまいましたが、だいたいそのようなことがアレルギーを持っていらっしゃる方の身体の中で起きているのです。
IgEって何の略か Immunoglobulin E 日本語では免疫グロブリンE分画と言ったりします。
免疫グロブリンには、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があり、それぞれの分子量、その働く場所・時期にも違いがあります。先ほど説明したウイルスや細菌に対する抗体はIgGに属しています。
IgGは免疫グロブリンの主役で8割を占めています。主には細菌やウイルスの抗体で血液中にたくさん分布しています。
それに対しIgEは5戦士の中で一番メンバーが少ないマイナーな存在ですが、アレルギーの抗体です。
難しいですよね。読んでも訳がわかりません。
でもまた簡単にまとめるとかゆみのあるような左右対称にできる湿疹病変(診断基準では急性病変と慢性病変に分けて書いてありますが専門用語で書いてありますので、医療関係者でないと普通はわからなくて当然です)が、良くなったり(寛解)、悪くなったり(増悪)を繰り返す。
乳児(1歳未満)では2ヶ月、それ以降のお子さん、あるいは思春期、成人期の方は6ヶ月以上にわたり湿疹が繰り返すことが診断基準の根本です。
概念で出てきたIgEの話は診断基準の中では参考項目で出てきますが、診断をするにあたって必須項目ではありません。
ですから血液検査でアトピー性皮膚炎かどうか決めているわけではありません。診断基準はあくまで皮膚科医師が主体となり作成がされたものです。ただガイドラインは作成され診断基準が明確に定められているのにもかかわらず、皮膚科あるいは小児科でもこの点が非常に曖昧になっている印象を受けます。
患者さんのご家族やご本人にお聞きしても今まで同じような症状が出ていたにもかかわらず、乾燥肌、乳児湿疹や肌荒れなどと他のクリニックで診断されている患者さんが非常に多いといった印象を受けます。
誰でも我が子が急にアトピー性皮膚炎ですと言われたり診断を受けてしまうとショックですよね。
当院ではガイドラインを基本にした治療を行なっています。脱ステロイド療法や特殊な治療は行なっておりません。
近年ステロイド以外にも免疫抑制剤外用剤や生物学的製剤の注射療法も行われております。
当院でできない治療などは近隣大学病院皮膚科に紹介させていただくことも可能です。